選挙。

私が住んでいる市で、昨日任期満了に伴う市議会議員選挙の投開票が行われました。

立候補者は26人。前回より定員は3議席減り20議席、投票も地域問わず市民が立候補者26人全員の中から選ぶ大選挙区制に変更になり、かなり厳しい戦いになりました。

大選挙区制になったということは、地域の枠を越えて市民全体で議員を選ぶということになるのですが、そうなると知名度もある程度は必要になってきます。どんなにいい人であっても立候補をした地域の有権者数が少ない地域だとかなり不利になってきます。一週間の選挙戦の中で市民のみなさんにどこまで自分のことを知って貰えるか。立候補者のみなさんは連日、選挙カーを動かす8時前から支持者のみなさんと街頭で手を振り、選挙カーが回ってもいい時間帯は目一杯市内を駆けずり回り、個人演説会を開催し、自分の思いを市民のみなさんに伝える日々でした。

支持者の皆さんはといいますと、とにかく自分の知り合いに支持を仰ぎます。立候補されていた方々同様に支援者のみなさんも精一杯戦ってらっしゃいました。実際私のところにも、何人かの方からよろしく頼むと電話がありました。

 

昨日午後8時に投票が締め切られ、大勢が判明したのは午前0時すぎ。本当に最後の最後までわからなくて、ケーブルテレビで開票速報を見ていた市民のみなさんはハラハラドキドキだったのではないでしょうか?

 

住民のみなさんは自分の住む地域に市議がいる=意見が通りやすいと思ってます。確かにそうかもしれませんが、同じ市内に住み、その市を共に盛り上げていこうとしているならば、市議のみなさんも自分が住む地域だけではなく、市全体を見たうえでいろいろ議論して頂きたいと思いますね。

大選挙区制になって初めての選挙でかなり票が割れたということは、市民のみなさんは地域の枠を越えて「この人になら任せられる」とみなさんに一票を投じておられるわけですから、自分に一票を投じて下さった有権者のみなさんや、共にこの厳しい選挙戦を戦った戦友達のためにもしっかり4年間頑張って頂きたいと思います。